日英バイリンガルの発達凸凹記録

発達障害(ADHD混合型)を持つ日英バイリンガル男児(2012年生)のアメリカでの生活日々について記録します。

【振り返り】水腎症

アメリカで、現在小学校三年生の日英バイリンガル発達障害ADHD混合型)児を育てるワーキングマザーのひっこです。

ADHDが確定するまで、発達障害育児の中では皆さんが経験される通り、母の私の中にもいろいろな葛藤・迷い・悩みがありました。それらを改めて振り返って記録を残します。

こちらは、過去の振り返り記事で、生まれる前から発覚していた水腎症という病気についてです。

ADHDとか発達障害が生まれる前とどうかかわるのかは全く分かりませんし、うちは一人っ子なので定型発達育児と自分自身で比べることなんてできませんが、うちの子の場合は成長段階における問題が生まれる前から、そして生まれてからも頻発していました。その記録を残すことで、誰かの参考になればと思い、記録を残します。

妊娠32週時の精密胎児検査で確定した【水腎症】についての記録です。

 【水腎症】という病気については、こちらの記事が詳しいです。

twmu.ac.jp

出産時の担当産科医との確執からすぐに産婦人科医を変更し、そのクリニック内にある家庭医(子どもから大人まで見てくれる罹りつけ医)に息子も見てもらいました。胎児専門医に言われた水腎症についても伝え、すぐに小児泌尿器科医への紹介状も発行してもらいました。

生後13日:

予約をとれたのは生後13日目。我が家から車で一時間ほどのところにある【子ども病院(チルドレンズ・ホスピタル)】の泌尿器科です。診断をもらうためには、腎臓や膀胱のエコー画像が必要ということで、その前日に、分院の方で予約がとれたので、そっちに行ってエコーをとってもらって、翌日専門医を訪問して告げられたのは、

グレード2の水腎症

という結果でした。

上のサイトにもあるけれど、水腎症には重症度に応じて1-4のグレードがあって、2というのは、軽~中程度であるということ、しかも、その時点での研究では、出生時グレード2だった場合は、90%の確率で2歳までに自然軽快が可能という結果があると言われたのでした。本当に嬉しい結果でした。

生後3か月:

エコーの再検査とX線造影検査を実施。エコー検査では、腎盂や尿路間の腫れ具合を見て、造影検査では、尿路間で尿が逆流していないかを見てくれて、前回に比べて腫れはひいているし、逆流は見られないということで、

グレード1に軽快

していることを告げられたのでした。

生後12か月:

エコーの再検査を実施。

自然治癒

が確定!!ただし、350-400人に一人の確率で7-8歳ころに、この一度治った疾患部分が再度問題を起こす可能性もあるので、そのあたりで膀胱炎や腎盂腎炎などが起こるようなことがあれば、主治医にすぐにこの時の水腎症について伝えるように指示を受け、この定期検診はとりあえず終わったのでした。

そして、今、9歳1か月ですが、再発はありません。