日英バイリンガルの発達凸凹記録

発達障害(ADHD混合型)を持つ日英バイリンガル男児(2012年生)のアメリカでの生活日々について記録します。

【振り返り】生まれる前

アメリカで、現在小学校三年生の日英バイリンガル発達障害ADHD混合型)児を育てるワーキングマザーのひっこです。

ADHDが確定するまで、発達障害育児の中では皆さんが経験される通り、母の私の中にもいろいろな葛藤・迷い・悩みがありました。それらを改めて振り返って記録を残します。

こちらは、過去の振り返り記事で、生まれる前に起こったこと。ADHDとか発達障害が生まれる前とどうかかわるのかは全く分かりませんし、うちは一人っ子なので定型発達育児と自分自身で比べることなんてできませんが、うちの子の場合は成長段階における問題が生まれる前から、そして生まれてからも頻発していました。その記録を残すことで、誰かの参考になればと思い、記録を残します。

 アメリカでは妊娠期の超音波検査は、基本的には妊娠確定時と妊娠20週前後の2回のみとなっています。そこで問題がなければ出産まで超音波検査は行われません。

でも、私の場合は、その20週の超音波検査で、息子の腎臓が腫れているという診断が下り、その時に主治医から告げられたのは、

 

ダウン症

 

の可能性があります、ということでした。それ以降、定期健診の度にエコー検査は受けることになり、30週前後の健診では、なんと胎児に

 

腹水

 

も見えます。という所見・・・胎児腹水って調べたら本当に一刻を争う大病なんです。結局、胎児専門医に診てもらうことになり、大学病院の予約をとれたのが、その3週間後でした。 

でも、腹水のこともあり、夫に大学病院の上の人に交渉してもらって、無理やり予約を1週間後にねじ込んでもらったのでした。

 

結果診断は、

 

片側水腎症

 

というそれほど珍しいものではない病気を持って生まれてくることが分かりました。

twmu.ac.jp

腹水については、消えてなくなったか、主治医の見間違いか、今はありません、とのこと!ダウン症の方は、診断を付けるのは生まれてからしかできないけど、私が妊娠初期に受けていた血液による出生前検査で示された数字から見れば、かなり低いだろう、安心して出産に臨むようにと言ってもらったのでした。

そして、生まれてからの結果はダウン症ではありませんでしたね。

実は、この時から地元の産科主治医に対する不信感が生まれていって、出産時の大きな事件となりました。